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GO&DO通信

GO&DO通信 Vol.29 (給与の源泉徴収票)

給与の源泉徴収票

給与所得者の方は年始に「給与所得の源泉徴収票」を勤務先からもらわれたと思います。
これには、1年間の給与支給額の合計額、天引きされた合計額がすべて記載されていると思っている方が多いのではないでしょうか。しかし、この「給与所得の源泉徴収票」では「手取り年収」を知ることはできません。

 

給与の源泉徴収票作成の目的
「給与の源泉徴収票」とは、勤務先が税務署・市町村にあなたの給料から天引き(源泉徴収)した1年分(1~12月)の所得税の額を知らせるための書類です。4通作成し、1通は税務署へ(金額基準あり)、2通は市町村に(給与支払報告書という)、残り1通が本人に渡されます。税務署・市町村への提出が目的に作られているフォーム(年末調整の計算結果)のため、専門用語が多く、言葉が省略されているので、わかりにくくなっています。

 

手取り年収の計算方法
手取り年収=年収-所得税-社会保険料-住民税
源泉徴収票からわかるのは、年収(支払金額)、所得税、社会保険料の3つ。しかし、住民税は、源泉徴収票には記載されていません(所得税の計算に不要だから)。1年分の住民税を知るには、毎月の給与明細にある住民税の金額を合計算出するか、5月くらいに配布される「住民税決定通知書」を参照するかのいずれかの方法しかありません。目安としては、源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」から「所得控除の額の合計額」を引いた額の約10%となります。

 

源泉徴収票からわかること
給与所得者の場合、所得税が源泉として引かれるのであまり税金を払っているという感覚がないのですが、徴収票から年間でいくら払っているかがわかります。
社会保険料(健康保険、年金掛金)についても年間の支払い額がわかりますが、所得税よりも高いケースもありその負担の重さを実感します。
源泉徴収票には個人番号(マイナンバー)の記載欄がありますが、本人交付用には記載されていません。これは、セキュリティー上の措置から(もし落としたらマイナンバーが流出するため)です。住所・氏名ははっきりと書かれているのに???